Windows 8を使いやすくするTips

Windows 7 から Windows 8に切り替えた。Windows 8はタブレットPCを念頭において作られているようなので、デスクトップPCやノートPC(ラップトップPC)でつかうという目的からすると不便な点がいくつかある。それをカスタマイズしたときのメモ。

Windows XP~7のような「スタート」ボタンを表示する

デスクトップPCやノートPC(ラップトップPC)でWindows 8 を使うならば、Windows XP~7のような「スタート」ボタンがあったほうが使いやすい。Classic Shell というフリーウェアをインストールすると「スタート」ボタンを作ってくれる。

学生のみなさんは個人利用が主のはずなので、アンケートに回答するのが嫌でなければ日本語版をインストールすれば良いと思う。私は、大学で使うPCにインストールしたかったので、本家の英語版をインストールした。ただし、英語版でも「スタート」ボタンに関してはいまのところ特に問題が無い(ちゃんとメニューは日本語表示されている)。

コマンドプロンプトで自動的に日本語入力が有効になるのを停止する

現在のネットワークカードの状態をチェックできるipconfigコマンドなどをつかうときにコマンドプロンプトを使用するが、Windows 8ではコマンドプロンプト起動時に日本語入力(IME)が有効になっており、いきなりコマンドを打てない。そこで、日本語入力が起動時に有効にならないようにする。

日本語入力時の予測入力(予測変換)機能の停止

キーボードを使って高速に入力できるため、予測入力機能があると動作が遅くなり面倒。そこで、予測入力機能を停止する。

文字コードの違い、および、改行コードの違いを気にせずにテキストファイル開けるテキストエディタを用意する

LinuxUnixで作成したテキストファイルをWindowsのメモ帳(notepad)で開くと、文字コードや改行コードの違いに悩まされることがよくある。そこで、文字コードの違いや改行コードの違いを気にせずにテキストの編集を行えるテキストエディタをインストールしておく。なお、テキストエディタは好みが非常に分かれるツールなので、お好きなツールを探してインストールすればよい。

私はTerapadというテキストエディタをよく使っている。

隠しフォルダの表示、および、拡張子の表示をするように設定する

これは、Windowsのバージョンに関わらずやっておいたほうが便利。

ログイン後にすぐにデスクトップを表示する

現在は、ログイン後にメニュー画面が表示される。この画面をスキップしてログイン後にすぐにデスクトップが表示されるようにする。

補足:上記ページのフォルダはデスクトップ左下のフォルダーアイコンをクリックし、開いたウィンドウで「コンピュータ」→「XXX(C:)」(XXXは人によって異なる)→「ユーザー」→「Windows 8の自分のログイン名」→「AppData」→「Roaming」→「Microsoft」→「Windows」→「スタート メニュー」→「プログラム」→「スタートアップ」という順番でたどりつける。

課題を家で行う環境を整備する

ノートPCやデスクトップPCの性能がそれなりに良いならば(メモリ4GB以上、ハードディスクドライブの残り容量が50GB以上ならば)、Windows OS上に仮想マシンを構築し、そこにLinux環境を整えるのは勉強になるし、かつ、Linux上でやらなければならない課題を家で行えるようになるので悪くないと思う。

以下のページの「論文執筆環境をUbuntu上に整える」までを行うと、情報基礎で扱う範囲のソフトウェアをそろえることができる。

画像をフォトでなくWindowsフォトビューアーで開く

タブレットPCでない場合はWindowsフォトビューアーで画像を閲覧する方が便利